ご挨拶

同窓会へのお誘い

 皆様には日頃より同窓会活動に対しご理解とご協力を賜り心より御礼申し上げます。

 長年、コロナ禍で不安な生活を余儀なくされてきましたが、令和5年5月8日から5類感染症に移行され平常の生活に戻りました。もちろん、まだまだ注意が必要ですが今まで置き去りにしてきた事柄を一つ一つ解決していきたいと思います。

 同窓会で進めた、口腔ケアでウイルス対策「新型コロナウイルス感染予防、重症化防止支援プロジェクト」に対して皆様の3年間わたるご協力を心より感謝いたしております。新設12校の同窓会の支援、日歯連盟の協力も得て、患者さんレベルで国内にじわじわと口腔ケアの重要性が理解され広がっていきました。多くの要因があると思いますが、結果として歯科医院でのクラスター感染は3年間一件も発生せず、歯科診療の安心と安全に少しは貢献できたと思っています。このことは日頃、歯科診療を生業とする我々の利益だけでなく国民の健康、そして国民の歯科界に対する信頼感を十分得られたと考えています。

 また、歴史を振り返った時、「未曽有の国難の中で歯科界は何をしていた」との問に歯科医によるワクチン接種はもとより、コロナ予防を目的とした「口腔ケアの伝道師を務めた」と誇りを持って語っていきたいと思っています。

 さて、4月に新年度を迎えましたが以降、大小の地震が頻繁に発生しております。地震頻発の原因で私は地球温暖化の影響を否定しません。今年も豪雨や台風による自然災害も多く発生すると予想されています。温暖化防止のため同窓会もSDGsを念頭に活動を行ってまいります。

 例えば、理事会、常務連絡会、その他の会議の一部、学術講演会をオンライン、参集とオンラインのハイブリッドで遠方の方への利便性を考慮しこれからも進めていきたいと思っています。飛行機や新幹線を使って参加する場合の交通費や宿泊費などの金銭的な節約のみならず、最終的に二酸化炭素の排出量の軽減に貢献できると考えております。ただし、代議員会、選挙など現状の会則では参集が基本ですので今後、会則の見直しなど会員の皆様のご意見をお聞きして進めてまいりたいと考えております。

 また、会議等で使用される紙媒体を減らすことも必要だと思っています、コロナ禍のオンライン会議で紙媒体から脱却のヒントを得られました。理事会で協議しアイデアを注ぎ進めてまいります。同窓会ホームページの刷新により今以上にIT化を進め効率化を進めて参りたいと思います。

 同窓会では新型コロナウイルス感染予防の観点から同窓会創立50周年を中止、延期させていただきました。来年以降の開催を検討しておりましたが来年、全国歯科大学同窓、校友懇話会の主管の役割が輪番で回ってきました。この懇話会の運営に全力を注いでまいりますので周年行事の延期を検討いたしております。会員の皆様にもご理解をいただきたくお願い申し上げます。

 一昨年から学校法人神奈川歯科大学おいては本館建て替えを中心としたキャンパス大改造を行っております。それに伴い「キャンパス改造事業募金」を募集しておりました。令和5年3月31日締め切り予定で進めておりましたが大学から4月1日以降も継続するとの報告を受けております。改めて母校の発展のためにご協力をお願いいたします。

 また、ここ数年、少子化の影響で受験生の減少が始まっておりますが、昨年度は予定通り定員を維持しており、安堵しておりますが年を経るごとに状況は悪化していくと考えられます。同窓会としては優秀な学生を集め、輝く神奈川歯科大学目指して応援していきたいと考えております。

 卒業生の「子女枠」を改め卒業生の推薦で子女でない受験生も認める「卒業生推薦枠」となり、入学金の一部も軽減され、気楽に推薦できる制度となっています。皆様の近隣のお知り合いの子女でも可能ですのでご紹介のほどよろしくお願いいたします。

 まだまだ再蔓延の不安はありますがコロナ後の新しい時代を見据えて1歩1歩着実に進めたいと考えております。皆様には今後ともご高配とご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

神奈川歯科大学同窓会
会長 大舘満